晩夏と言うには、まだ暑い九重です。それでも夜半は冷えますが、日中は汗ばむほど… 
例年、お盆を過ぎると長袖を準備しなければならないのに、今年はまだまだです。そうは言っても、少しづつ秋の花が咲き始めました。
『キツリフネソウ』 ツリフネソウ科ツリフネ属
キツリフネソウ
 少し涼しくなる晩夏の頃、高い山岳地の湿地の木陰や、水辺などに咲く花です。今日もkumiさん、沢山の写真を撮影してくれましたが、この『キツリフネソウ』、とっても複雑な花の形状をしています。『釣舟草』の名の由来もこのかたちを船に見立てたんでしょうね。花の名前ってけっこう単純に付けられてますよね。
 いわゆる『ツリフネソウ』は紫色、この『キツリフネソウ』と群生してさくこともあるそうです。いずれも、果実が熟すと種をはじき飛ばすのは、ホウセンカ(鳳仙花)と同じで『Touch-me-not Balsam』という英名はこの様子を表しているのでしょう。
『メイゲツソウ』
メイゲツソウ
『ヒゴタイ』
ヒゴタイ
『ノブキ』
ノブキ
『ギンミズヒキ』
ギンミズヒキ
『オタカラコウ』
オタカラコウ
『イタドリ』
イタドリ