『ママコノシリヌグイ』 タデ科タデ属
ママコノシリヌグイ
 『継子尻拭』と書きますが、一体だれが名付けたのか…
 その昔、厠(かわや・便所)の落とし紙に、紙が高価で使用できず植物の葉を使用していたころのお話。 武家では家柄や主君の命令で、実子では無い継子(ままこ)を育てなければならない場合があり、 継母(ままはは)が継子(ままこ)いじめで、この葉を、厠(かわや)の落とし紙として、他の葉とすりかえた。…という逸話から、『ママコノシリヌグイ』の名がついたようです。この植物の葉は裏側に棘があるので、それは痛かったことでしょう。いくら、意に染まない子育てとは言え陰湿なしうちですよね。
しかし、この名前とは裏腹に、この 『ママコノシリヌグイ』は薬効植物なのです。効用は、血行促進 、はれもの 、痔 。春?夏に全草を採取して水洗いして天日で乾燥させ、症状に応じて煎じて服用します。
『アキグミ』
アキグミ
『アケビ』
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『コウゾリナ』
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『クルマバナ』
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