台風27号の進路が心配される中、シュトス弦楽四重奏団コンサートが好評理に終了いたしました。
シュトス弦楽四重奏団2013.10.25
左から 2ndVn:鈴木弘一氏 1stVn:前澤均氏 Vc:田澤俊一氏 Va:小野聡氏
台風の進路が定まらず・・結果的に当地には全く影響がなかったのですが、宿泊のお客様のキャンセルが出てしまい集客的には少し寂しかったのですが、その分室内楽らしい贅沢なコンサートとなりました。
弦楽四重奏は最もシンプルな形の完全性をもち、当然ながら各人が一人でそのパートを担いながらハーモニーを保つと云う、したがって繊細で地味ながらその実力がハッキリと出てしまう音楽です。
今回のN響OBとN響団員からなる『シュトス弦楽四重奏団』は本当に贅沢なメンバーで小さなホールに至高のハーモニーを響かせてくれました。
モーツァルトのハイドン・セット『狩』は良い意味でモーツァルトらしくない?作品で、ドヴォルザークの『アメリカ』は誰しもの心の琴線に触れる、そして各パートが本当にカッコイイ作品で・・・ドヴォルザークは絶対、汽車ファンだ・・ああ、何とも素晴らしいコンサートでした。