有田の陶芸家・中尾恭純、純先生(中仙窯)から今年の日本陶芸展の図録が送られて来ました。純さんが日本工芸会新人賞を受賞した記念に配布されたそうです。父親の恭純先生は昔、井上萬二門下で若手三羽ガラスと呼ばれた程の優等生で今や有田を代表する陶芸作家ですが、長男の純さんも萬二先生の窯で30歳まで修行して中仙窯に戻りました。轆轤は上手い、削りも上手い、センスも新しい・・有田の白磁を背負ってたつ日もやがて来るのではと思っています。作品は日本陶芸展福岡会場(2021年2/3~2/8 福岡三越)にで是非ご覧下さい。研ぎ澄まされたそのセンスに感動しますよ。