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お料理 | 牧の戸温泉 | お部屋 | 九重地熱発電所 |
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しばらくの間、素泊まりプランのみの販売となり、お食事のご提供を一時停止いたします。 詳しくはこちら |
敷地内より湧出する源泉を掛け流しにした温泉『牧の戸温泉』です。 詳しくはこちら |
山肌のマイナスイオンをたっぷりの安らぎの空間です。 詳しくはこちら |
牧の戸温泉の蒸気を利用した、自家用地熱発電所がございます。 詳しくはこちら |
【お客様へ】「新しいおおいた旅割」予約期間延長のお知らせ(3/25付)
“新しいおおいた旅割”予約延長決定しました。
※隣接県のお客様の新規予約及び既存予約は、引き続き一時停止となります。
“新しいおおいた旅割”
変更前:「令和3年2月21日(月)〜令和4年3月31日(木)」(令和4年4月1日チェックアウト分)
変更後:「令和3年2月21日(月)〜令和4年4月28日(木)」(令和4年4月29日チェックアウト分)
予約受付締切日は令和4年4月27日(水)となります。
イベント情報、山の音楽会♪、
くじゅう花便りなど…
九重の最新情報をお届けします!
九重の最新情報をお届けします!九重観光ホテル
当館、今は地熱を利用した自然エネルギーの宿なのですが、それ以前にもこんな歴史が・・・
「この橋のちょっと下流に、中野温泉(今の牧の戸温泉)の自家発電小屋があった。昭和28年、川端康成先生とこの中野温泉に泊まった二日間、この息をついてまばたきする電灯のごやっかいになった。ここを通るたび、懐かしく思い出す。」嶋田 裕雄著『九重の自然』アセビのトンネルの項より
今日は、「60年ぶりにココへ来た。」と云うお客様と「58年前にココに泊まった。」と云う超古いお客様が何と二組。その中の話で水車発電の話になって、「水が少ない時期だったので今にも消え入りそうな電球だった。」のが思い出として残っているとの事でした。そこで上記の文章を載せてみました。
当館の温泉名:牧ノ戸温泉は1958(昭和33)年に登山家の故・槇有恒先生が当館に宿泊されたおり命名して頂いたモノで、それ以前は中野温泉と呼んでいました。実は1955(昭和30)年に電気が来るのですが、それ以前電気はここまでは来ていなかったのです。そこで活躍したのが水車による自家発電小屋でした。まさに今で云う小水力発電で当時からエコホテル(旅館)だった様子がうかがえる話ですね。最もたんにそれだけローカルだっただけですが・・・
飯田高原・大将軍にある川端文学碑記念祭時の記念品です。1977年7月
本格的な登山シーズンに入った九重山ですが、ここで誰が見ても楽しくなる登山ガイドDVDを紹介致します。解説を盟友の弘蔵岳久氏が務めるもので、フロントにて2,980円で好評販売中!
このブログの“くじゅう・・・つれづれ”の中で紹介された“坊ガツル”の地名の由来の当事者である弘蔵氏(弘蔵坊)ですが、彼曰く“坊ガツル”とガツルをカタカナで書くのが最も一般的表記だそうです。が、当の本人は“坊がつる”とがつるをひらがな表記しています。これは芹洋子さんが1978年に歌って大ヒットした“坊がつる讃歌”の“坊がつる”にならっての事だそうです。
う~ん・・・どうしたら良いのでしょうか。
ミヤマキリシマは成長の早い植物に被圧される傾向が強いため、牧ノ戸峠~黒岩山山麓にかけて林野庁、九重・飯田高原観光協会、九重の自然を守る会等によってミヤマキリシマの株周辺の笹を毎年刈り込んでいます。その成果か成長も顕著で花も多く咲く様になってきました。
そこでこの数年来ずっと問題になっていたのが平治岳のミヤマキリシマがノリウツギ等によって被圧されその植生域を大幅に後退させていることです。その対策として今年より被圧植物の伐採許可がおりる事となりました。九州林産㈱を中心に(平冶岳は九州林産の所有地なのです。)大戸越~南峰を、山頂部を九重の自然を守る会、九重・飯田高原観光協会、大分県山岳連盟等の団体で随時行う予定になっています。勿論、誰でもが伐採する事は禁止されていますのでボランティアでご協力頂ける場合は各団体にお問い合わせください。日程等は今のところ未定です。
1999.6.15撮影 平治岳本峰のミヤマキリシマ
翌年より大量のムシが発生、ミヤマキリシマの育成状態が一時的に衰退しそれと逆行するかの様にノリウツギ等の植生域の拡大傾向が顕著になってきています。
くじゅう坊ヶツル・タデ原湿原の
『ラムサール条約』登録のお話
【1950年代のタデ原湿原】
2005年11月くじゅう坊ヶツル・タデ原湿原が『ラムサール条約』
に登録されたことをご存じでしょうか。
当時、テレビや新聞でも盛んに報道されましたのでご記憶の方も
あるかと思います。
この『ラムサール条約』は、湿地の保全と賢明な利用を進めるた
めの国際条約です。
簡単に言えば、地球に残された『湿地』という生態系を守る国際
的な約束であり、1971年にこの条約が採択されたイランの町の
名前をとって『ラムサール条約』と呼ばれています。
【晩秋のタデ原湿原】
【タデ原湿原へむかう自然歩道】
『くじゅう坊ヶツル・タデ原湿原』と『野焼き』
『湿原』とは草原が森林に変化していく際の一過程ですが、
九重ではこの森林化を防ぎ、『湿原』に生息する500種以上
の貴重な植物を守るために毎年春に『野焼き』が行われて
います。実はタデ原湿原の野焼きは永らく途絶えていまし
たが、1998年頃より再開され、湿地形態が維持回復された
ことが、ラムサール条約認定に大きく寄与しました。
坊がツルも同様の経過をたどっています。
「九重の自然を守る会」や「飯田高原観光協会」
「環境省」の地道な取組みが実を結び、この湿原が
『ラムサール条約』に登録されることになりました。
【タデ原湿原の野焼き風景】
坊がつる讃歌
前回、坊ヶツルのお話をしたので、今回は『坊がつる讃歌』のお話。
昭和27年夏、あせび小屋で三人の学生によって「坊がつる賛歌」
が生まれた。
九州大学にいて、九州山小屋の会に所属していた松本征夫、草野
一人、そして私は夏場の山小屋の管理をまかされ、宿泊者の手助
けをする一方、一か月余を山々に登り暮らしていた。だが、雨の
日は沈殿である。
所在なさから生まれたのが「替歌」だった。
元歌は広島高等師範学校(現在の広島大学)の山岳部歌である。
私が高校時代に山岳部の顧問教諭に教わったものを口ずさんでい
たのを、歌詞を置き換えて九重の歌にできないかと言い出したの
はだれだったろうか。またたく間にできあがった。これを会報に
発表、同じ会員の野田宏一郎が採譜、編曲したのが、いつの間に
か山仲間で歌われるようになった。玖珠でバンドがレパートリー
に加え、バスガイドが歌うまでになった。
一、人みな花に酔うときも
残雪恋し山に入り
涙を流す山男
雪解の水に春を知る
二、石楠花谷の三俣山
花を散らしつ篠分けて
湯沢に下る山男
メランコリーを知るや君
三、ミヤマキリシマ咲き誇る
山はピンクに大船の
段原彷徨う山男
花の情を知る者ぞ
四、四面山なる坊がつる
夏はキャンプの火を囲み
夜空を仰ぐ山男
無我を悟るはこの時ぞ
五、深山紅葉に初時雨
暮雨滝の水音を
佇み聞くは山男
もののあわれを知る頃ぞ
六、町の乙女等思いつつ
尾根の処女雪蹴立てては
久住に立つや山男
浩然の気は云いがたし
七、白銀の峰思いつつ
今宵湯宿に身を寄せて
闘志に燃ゆる山男
夢に九重の雪を蹴る
八、出湯の窓に夜霧来て
せせらぎに寝る山宿に
一夜を憩う山男
星を仰ぎて明日を待つ
九、三俣の尾根に霧飛びて
平治に厚き雲は来ぬ
峰を仰ぎて山男
今草原の草に伏す
流行り始めた時から、三人にとっては気恥ずかしかった。
「賛歌」としたのも替歌だったからだ。
だが、芹洋子がステージの乗せる段階で「讃歌」となり、
歌詞の一部も一般向けに少し変えた。広島でのルーツ探しで
原歌、原曲の来歴がはっきりしたのはありがたかった。
NHK「みんなの歌」に続いて紅白歌合戦にも登場した。
松本はその著『山 探検 フィールドワーク』のなかで「替
歌なのに、えらくはやってしまい、何とも調子が悪い次第で
ある」と述べている。
梅木秀徳著「九重山博物誌」より
この歌は昭和15年 神尾明正作詞 竹山仙史作曲による
元広島高等師範学校(現広島大学)山岳部の部歌として誕
生しました。
元歌は広島高等師範学校の葱花(ぎぼう)勲先生から梅木
秀徳氏に伝わっています。
このエピソードは梅木氏の著書にあるとおりですが、あれ
よあれよという間の出来事だったのでしょう。
しかし時を経ても、哀愁を帯びたそのメロディーは、すばら
しい詞を得たことにより、歌う人、聴く人の心に深い感動を
与える名曲として、今も愛され歌い継がれています。
山男たちは、山の一夜のキャンプの火を囲み、語り合い、笑
い合い、時には涙しながらこの 『坊がつる讃歌』を歌ったの
でしょうね。九重の山々に深くこだまする歌声が今にも聞こえ
て来るようです。
早春の「四面山なる坊ヶツル」 2009.03.08撮影
山紅に大船の… (坊がツル讃歌版)
ひときわ美しい「秋の坊ヶツル」
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